「ひっ… ひぎゃぁぁぁぁ、いい、いいの… このまま… あっ… あっ… 」 焦らし抜かれた女体に対する慈愛の一撃とも言えるバイブの挿入は、礼子を桃源郷 へと追い上げ始める。実の父親の手にかかり、裸身を縛り上げられた姿で淫猥な玩 具を使って責められるアブノーマルな行為に酔いしれる礼子は、虚ろな瞳を宙に泳 がせながら甘い悲鳴をまき散らす。父親と姉が獣にも劣る恥知らずな行為の末に、 互いの欲情をぶつけ合う淫猥でのおぞましい肉交は、中の様子を倉の外から覗いて いた優香を圧倒する。 常に紳士的な姿勢を崩す事無く二人の娘を愛し慈しみ、社会的な信用も高く地方の 名士としても知られた父親と、物静かでたおやかな姉が禁じられた性愛に身を任せ てドス黒い欲望を満足させる有り様を見せつけられて、優香は自分の心の中の大切 な何かが壊れて行く様な思いに嘖まれた。 「どうだ、礼子? いいか? いいのか? こんな道具でイカされて、お前はそれ で満足なのか? やっぱりお前は、あの売女の娘だ! くそ! この馬鹿女め! 」 「ひぃぃぃ、ごめんなさい、お父様、でも、いいの、すごく気持ちいぃぃ… ああ 、このまま、おねがい、最後までぇ… あっ、いく… いくぅぅぅ… ひぃぃ… 」 父親としての慈悲なのか? それとも興奮の余りの勇み足だったのか? 父の執拗 なバイブ責めの末に、ようやく礼子は絶頂に達して汗に塗れた裸身を何度も震わせ た。
ぐったりとした姉から離れた父がこちらに向かって来るから、傍観者の優香は慌て て窓か顔を離す。しばらくは倉の壁に寄り添い中の様子を窺っていたが、どうやら 出歯亀が露見したのでは無いと分かり、再び彼女は倉の窓に取り付いた。壁際の戸 棚から獲物を持ち出した父親は、縛り上げたままの娘の元に歩み寄る。 「可愛い顔をしているくせに、男であれば誰彼構わずに股を開く淫売の腹の中の腐 った性根を今夜もひり出させてやるからな、覚悟しろよ礼子」 たっぷりとグリセリン溶液を満たした旧式な硝子製の浣腸器を手にした父の顔は醜 く歪み、覗き見る優香を震え上がらせた。修羅と化した父親は仰向けでM字開脚を 強いられた長女の尻の穴に、浣腸器の小さなノズルを差し込んだ。 「いやぁぁ… ゆるして、お父様、浣腸なんて、はずかしい、あっ… いやぁぁぁ ぁ、お薬が、入ってっくるぅぅぅ、あひぃぃぃぃぃ、ぬいて、いや。お尻の中に 、お薬が、あぁぁぁ… 」 羅刹と化した父親の手で直腸に刺激的な粘液を注ぎ込まれた娘は目を剥き、唇を細 かく震わせる。 「男に気軽に股を開く腐った性根を叩きなおす為の浣腸だ! 心して受けろ、いい な礼子」 「ひぃぃ… あつい、おしりが、ああ、苦しい、たすけて、お母さま… 礼子はお 父様に折檻されているの、それもお母さまのせいよ! お母さまが淫売だから、 礼子はお母さまと同じように浣腸されるの」 姉の声が倉の中に響くのを、優香は混乱しながら見つめている。 (どう言う事なの? お母さまと同じように浣腸って… お母さまはいったい、何 を為さっていたの) 驚きの余りに言葉も無い末娘の目の前で、父親と姉の狂態は続いて行く。空になっ た浣腸器を放り出した父は、次いで優香から黒い楔状の器具を拾い上げる。 「くくくくく… 最初はもっと細いアナルストッパーでも痛がったのに、いまでは これでも易々と呑み込んでゆくぞ」 浣腸を受けた肉奴隷が主人の赦し無く粗相しない為に作られた黒い肛門閉塞具は、 父親の言葉通りに姉の菊門に捻り込まれた。 「あふぅ… そんなこと、ありません。今でも辛いですうぅ… あっ、きゃぁぁぁ ぁぁぁ… 」 M字開脚を強いられた娘の肛門を塞いだ父親が、唇を歪めて女陰を擦ったことから 礼子の抗う言葉は嬌声と共に中断された。
「嘘をつけ、この淫売め。ほら、見ろ、お前のオマンコはどうなっているんだ。浣 腸されただけなのに、こんなに愛液を溢れさせているじゃないか」 荒縄に雁字搦めにされた姉は股間を閉じる事を制されているから、父親の指嬲りか ら逃れる術は無い。菊門に禍々しい肛門閉塞具を装着させられた美姉は目に涙を溜 めてイヤイヤと首を振る。だが、本気で嫌がってはいない証拠に、彼女は長い睫を 震わせながら恍惚とした表情で父親を見つめるのだ。 「浣腸されて、腹が膨れているくせに、ほら、これが欲しいのだろう? 違うのか 礼子? どうなんだ? 答えろ、礼子! 」 姿かたちは間違い無く父親なのだが、その背中から陽炎の様に滲む情念は優香の知 る父とは遠く懸け離れている。姉に向かって勃起した肉棒を突き出す父の所行は末 娘の理解を超越していた。しかも、尊敬してやまない姉までもが嬉々として父の毒 牙に掛かり甘い悲鳴を漏らしている有り様も優香の困惑を深めるのだ。 「欲しいです、お父様のオチンチンを下さい、淫らな礼子を罰してほしいの。お母 さまの分まで礼子を罰して… あっ、あぁぁぁぁ… 」 姉の言葉が終わらぬ内に、父は縛り上げた美しくも淫猥な愛娘に取り付くと、その まま怒張を一気に蜜壷に突っ込んだ。 「ひぃぃぃぃぃ… 」 浣腸を受けたことで迫りくる強烈な便意に嘖まれながら、礼子は恥知らずな声を張 り上げて拘束された不自由な裸身を震わせた。グリセリン溶液の作用の峻烈さを現 すように、姉の額には脂汗が滲んで見える。しかし、グルグルと腹を鳴らす強い便 意が辛いだけで無いことは、傍観者である優香にも見てとれた。父と娘の間で行わ れる淫猥でアブノーマルな肉交から得られる圧倒的な快感に酔い痴れた礼子の口か ら、やがて妹を大いに赤面させるせる台詞が溢れ始めた。 「いい、いいの、ああ、感じる、たまらない、お父様、礼子は淫乱な娘ですぅぅ… お父様のオチンチンでイキまくる、馬鹿で淫乱な小娘なんですぅぅ… 」 まるで腰を振る父親を励ます様に、娘の唇からは猥雑な言葉が流れ出た。
「おなかがいたい、でも、きもちいい、ああ、うんちが、出てしまいそう、でもだ せない、きゃぁぁぁぁぁ… ああ、たすけて、お腹が、熱いぃぃぃぃぃ… おご ぉぉぉぉ… だめ、そんなの突いたら、うんちが出るぅ… あひぃぃ… 」 身を縛る荒縄をぎしぎしと軋ませながら、礼子は獣の様に吼え身悶える。日頃は楚 々として本家のお嬢様の気品を損なう事に無い姉が曝す狂態を見て、優香は強烈な 目眩に見舞われた。しかし、彼女の目の前ではやさしく美しい姉が縛られていると 言っても、牝の色香を振りまいて実の父親との肉の交わりに溺れて随喜の涙で頬を 濡らしているのだ。姉の嬌声を耳にした優香の胸に、たとえ様も無い暗雲が広がっ た。
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