その9

 

 

 

 

憧れの女教師の自宅マンションを訪ねるのも、これが3度目だから手土産に少し

悩んだ芳弘だったが、駅前の洋菓子屋でマドレーヌをチョイスした後に、心を踊

らせながら智代の部屋の呼び鈴を押した。軽やかなチャイムの音が響いた数秒後

、輝くばかりの笑顔で美人女教師が出迎えてくれるから、少年の昂奮は早くも最

高潮と成り心臓は煩いほどにドクドクと早鐘を鳴らし続けた。

「あら、◯◯屋さんのマドレーヌね。嬉しい、これ、好物なのよ」

少年の小遣いで買える土産などタカは知れているのに、そんな侮りなどおくびに

も出さず素直に喜んでくれる智代の心遣いが嬉しくて、芳弘も自然と笑顔になっ

た。彼から土産を受け取った美貌の女教師はダイニングに引っ込むと、カチャカ

チャと音を立てて紅茶の支度に忙しい。前もってある程度の準備は整えてくれて

いたのであろう、ほどなく芳弘の鼻孔を芳醇なアールグレーの香がくすぐった。

こうやって日曜日の真っ昼間に堂々と憧れの女教師のマンションを訪れて、彼女

の自室でお茶をふるまってもらう事になろうとは、一月前の彼には想像すら出来

なかった。しかし、登校拒否のクラスメートを、再び学校に通わせるように尽力

した褒美は芳弘の想像を遥かに超えていて、今では憧れの智代先生は自分だけの

モノだと思い上がるほど、少年は逆上せ浮かれている。トレーに紅茶のカップを

乗せた女教師は、さも当然とばかりに彼の隣に腰掛けると、レモンを添えたアー

ルグレーのカップを芳弘の前のテーブルにそっと置く。しかし、彼が紅茶に手を

伸ばす前に、智代は教え子の頬を両手で捕まえると、大人しく身を硬くする若者

の唇を、あっと言う間に奪い去る。

 

(うっ… うわぁぁぁ… 先生、積極的だぁ)

この前この部屋を訪れてうた時に教師と教え子から男と女の関係に発展していた

こともあり、今日、こうして日曜日に呼び出された事で期待はしていたが、まさ

か智代がこんなにも性急に唇を重ねてくるとは思っていなかった少年は、何度も

瞬きを繰り返しながらアールグレーの香を押し退けて彼の鼻孔を刺激する美貌の

女教師のコロンの香りを胸一杯に吸い込んだ。

先週の週末に智代の手ほどきを受けて童貞を喪失した芳弘だから、まだキスもぎ

こちない。そんな教え子の戸惑いを楽しむように、智代は唇を重ねたまま舌を差

し伸べて来る。気が付いたときには美しい女教師の舌は少年の口の中に易々と侵

入を果たし、縦横無尽に動き回るではないか! 

訪ねて来た早々に主導権を握られ混乱しているのに、こんなにも濃密な大人のキ

スを仕掛けられた芳弘は目を白黒させながら、それでも負けじと自分でも舌を動

かして智代の愛撫を迎え撃つ。だが、やはり年期の差は大きく、変幻自在に蠢く

美女の舌使いのまえでは、童貞を卒業したばかりの少年では対応が難しく、やが

て芳弘は己の未熟さを思い知らされ、ついには智代のなすがままに翻弄されてい

た。

(すごいや、先生。いったい、何処で誰と、こんな凄いキスを憶えたのかなぁ? )

強く憧れてはいたと言っても、一月くらい前までは所詮は教師と生徒の関係に過

ぎなかったので、芳弘は美貌の女教師の私生活はまったく知らなかった。こうし

て訪ねて来たことで、彼女が家族と離れて一人暮らしなことはわかったが、それ

意外は呆れるほどに無知であり、たとえば親しい男友達はいるのか? あるいは

特定の恋人はいるのか? など、少年が最も知りたい情報は、まだまったく明か

されてはいなかった。

先日訪ねて来たときにも感じたが部屋は綺麗に片付けられていて、室内からは男

の影は見当たらない。前に顧問を務めてくれている文芸部の活動中に、他の女生

徒が好奇心から女教師に彼氏の存在を尋ねたときには笑いながら否定した言葉は

、この小綺麗な部屋を見る限り信じてもよいのではないか? と、憧れの女教師

と濃密なディープキスを交わしながら芳弘は胸中で頷いていた。

 

(もっと、先生のことを知りたいけれど、とちあえず、それは後にしよう、今は… )

互いの唾液を啜り合うように情熱的なキスを交わしながら、芳弘はしっかりと美

貌の女教師に抱き着き心を大いに浮き立たせた。

 

 

「ねえ、もう我慢なんて出来ない。おねがい、ベッドに行きましょう」

十二分に年下の少年とのくちづけを楽しんだ後に、ようやく唇を離した智代の熱に

浮かされたような台詞を耳にして、芳弘は何度も大きく頷いた。素直な少年の態度

を快く思ったのか? 妖艶な笑みを浮かべた女教師は彼の手を取り立ち上がる。そ

のまま何度も軽く唇を重ねるキスを繰り返しながら、二人はリビングを離れて奥ま

ったベッドルームに雪崩れ込む。

すぐに服を脱ごうとシャツのボタンに指を掛けた芳弘の手をやんわりと引き剥がし

た美しい女教師は欲情に瞳を潤ませて、愛おしい教え子の服を自分の手で脱がせて

行く。最後に靴下を毟り取り全裸となった少年の前に跪いた智代は、照れる教え子

の股間にゆっくりと美貌を寄せて行く。赤いルージュで彩られた唇を開き、すでに

鈴口には先走り汁を滲ませた肉棒の先端を含んだ女教師は、驚いたことに一気に勃

起した男根を根元まで呑み込んでみせたのだ。

口の中だけでは無く、やわらかく狭い咽の粘膜に押し包まれる新鮮な感触は少年を

驚かせたが、それにも増して智代が苦悶の表情を浮かべ唸りながらも、けして口に

した男根を吐き出すことなく耐える姿は芳弘を大いに昂らせた。息を詰まらせ、苦

し気に眉を顰める美貌の女教師の唇の端からは溢れた唾液が滴り落ち始めるが、そ

れでも智代は歯を当てて男根を傷つけぬように注意を払いつつ、年下の教え子の一

物を頬張り続けた。

咽の粘膜までも利用する艶かしいフェラチオは少年を急激に追い詰めるが、このま

ま呆気無く噴いてしまえば年上の美人女教師を落胆させるのではないか? と、考

えを巡らせた芳弘は、ここが我慢の見せ所と思い込み懸命に己の制御を試みる。唾

液に塗れた肉棒を唇を使って強弱をつけながら締め込む愛撫は巧みで、ほんの少し

でも気を抜けば、たちまち崩壊の危機に瀕することが間違いなので、芳弘は奥歯を

しっかりと噛み締めて睾丸に神経を集中する。

このまま続けられたら、そう長くは持たないと少年が悲愴感を漂わせ始めた時、不

意に智代は彼の肉棒から唇を離した。ほっとする芳弘の目の前で、今度は彼女が優

雅に服を脱ぎはじめる。

 

「ねえ、ブラのホックを外してちょうだい」

甘えた声でねだると同時に背中を向けた智代だから、少年は弾かれたようにベッド

から立ち上がる。要領が分からず少しばかりまごついたが、なんとか目的を果たし

て美しい女教師の豊かな胸を戒めていた不粋な下着を取り去った芳弘は昂奮の余り

、そのまま背後から智代に抱き着き彼女の乳房をまさぐった。やや乱暴な愛撫だが

美貌の女教師はけして拒むことは無く、しばらくの間、少年の手荒な玩弄に身を任

せた。

(なんてやわらかいんだ、これが智代センセイのおっぱいなのか… )

掌に余るまろやかで豊かな乳房の感触が、まだ牡としては未成熟な少年の欲情をイ

ヤが上にも高めてゆく。昂奮で目の前が暗くなる思いを胸の中で抱きつつ、憧れの

女教師から身を離した芳弘は、鼻息を荒げながら身に付けている着衣を毟り取って

行く。

最後にトランクスを蹴り飛ばした若者は、彼の慌てぶりを微笑みながら眺めていた

美人女教師の元に歩み寄り、こんどは自分から積極的に唇を奪って見せた。こうし

て憧れの女教師を抱き締めて濃密なキスを交わしているだけで、彼の心はうち震え

股間は痛いくらいにいきり勃っている。しかも、息を弾ませて舌を絡めあうキスの

最中に、彼女は教え子の股間に手を差し伸べて、暴発寸前の肉棒に指を添えてゆる

ゆるとしごく媚態を示してくれるのだ。時折注がれる甘い唾液を味わいながら、股

間の勃起を弄られる快美はこの世のもとのは思えぬ法悦であり、芳弘は昂奮の極限

を迎えていた。

 

 

 

 


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