その11

 

 

 

思う存分に精を放った余韻に浸る少年の股間には淫に狂った女教師が取り付き、

若さ故に衰えることを知らぬ勃起にしゃぶりついている。思春期の若者にとって

一度くらいの放出など前技と言っても過言では無く、己の噴いた精液で汚れた男

根は憧れの女教師の手の中で勢いを失うこともなく天にむかってそそり勃ってい

た。

「うふふ、すごい、一度出したくせに、ぜんぜん衰えないのね」

真っ赤なルージュが所々剥げた唇を亀頭に押し付けて汚れを舐め取りながら愛撫

を繰り返す智代は淫蕩な笑みを浮かべて少年を見つめる。

「先生が素敵だから、僕、何度でも犯れます」

実際、自室でオナニーに耽る時でも興が乗れば二度、あるいは三度と、立て続け

に精を噴くこともある芳弘だから、たった一度の放出で欲情を鎮めることなど不

可能だった。

「それなら、こんどはちょっと、私のお遊びに付き合って欲しいの」

微笑みを絶やすことなく顔を上げて身を離した女教師は、少し後ずさり身を起こ

すと、ベッドサイドの戸棚の引き出しに手を伸ばす。彼女の唐突な申し出を受け

て、何ごとかと身構える少年の前に、智代は引き出しから玩具の手錠を取り出し

て見せた。

「これで君の自由を奪って、その上で犯してあげたいのよ。ヨシヒロ」

サイドスタンドの明かりを受けて鈍く銀色に光る手錠を目の前にして芳弘は戸惑

った。だが、無碍に断り憧れの女教師の機嫌を損ねるのを嫌った彼は、同意を示

す為にちいさくひとつコクリと頷く。

「それじゃ、後ろを向いて、背中で両手を交差させて」

情事の余韻に浸りながら、新たなる刺激的な遊びに期待を寄せた少年は、なんの

疑いも持つこと無く女教師の指示にしたがう。背中で手首を冷たい金属製の手錠

で拘束された芳弘は、やや乱暴にベッドに突き飛ばされる。

 

「うふふ、これでヨシヒロは私の自由ね」

背中に枕を差し込んでもらったから手錠が背骨に触れることは無い。ただ仰向け

に転がされた上に両手は背中で拘束されていることから、彼の衰えを知らぬ男根

の隆々とした有り様は余計に目立っている。その勃起に指を絡めて二度、三度と

擦り上げた女教師は、そのまま彼を跨ぐとそそり勃つ肉棒を逆手で掴み位置を合

わせる。

「こんどは私が君を犯してあげる、覚悟しなさい、ヨシヒロ」

手に入れた獲物を貪り喰らう牝豹の様な淫蕩な笑みを浮かべた智代の豹変ぶりに

戸惑う少年は唖然としたまま言葉が無い。そんな芳弘の狼狽を楽しむように舌舐

めずりを見せた女教師は、ゆっくりと腰を落として濡れた蜜壷に獲物の一物を呑

み込んで行く。

「あふぅ、すてき、可愛いわよ、ヨシヒロ」

ペタリと少年の上に尻餅を付いた美貌の女教師は尻の下に敷いた少年の薄い胸板

の上に両手を差し伸べて支えにすると、そのまま淫蕩に腰をうねらせて見せる。

そして、憧れの女教師の痴態を目の当たりにして当然となっていた芳弘の耳に、

彼女の驚くべき言葉が飛び込んで来たのだ。

「御主人さま、いかがでしたか? 智代は、御命令に従い、ついに教え子と寝て

 しまいました」

部屋の隅のクロゼットに顔を向けて言い放った女教師の言葉に、芳弘は驚きを隠

せない。しかし、彼の驚きはそれでは止まらぬ。なんと、クロゼットの扉が軋み

ながら開かれると中から思いも寄らぬ人物が現れたのだ。

「まあ合格だな。ついにお前は自分の教え子に跨がり腰を振る淫売に成り果てた

 わけだ」

傲然と言い放った男の顔を見つめた芳弘から、彼の名前がこぼれ落ちる。

「まっ… 前澤先生」

智代の同僚で先輩である科学の教師の登場は、芳弘を混乱の極みに追いやった。

「しかし、お前も優等生面して、やる時はやるものだな、新田」

でっぷりと肥満した三十五才の科学教師が皮肉な笑みを浮かべながら歩み寄って

来ても、後ろ手錠で拘束され、しかも女教師を上に乗せている少年は逃げること

も隠れることも出来ずに呆然とするばかりだ。そして驚くべきことに、第三者が

闖入した状況にも関わらず智代は淫らに尻をうねらせて快美を貪る痴態を見せつ

ける。

 

「ちょ、ちょっと待って下さい先生、これはいったい… 」

「ああ、御免なさい、ヨシヒロ、君を巻き込んでしまって。でも、駄目なの、こ

 れは御主人さまの御命令なのよ。だから、お願い、このまま私に犯されて、ね

 え、おねがい、ああ、気持ちいい、あひぃぃ… 」

浅ましいもので、目の前に前澤と言う侵入者が現れても、女教師の魅惑的な肉壷

に呑み込まれた男根は些かも衰えることはなく、驚きで目を丸くしながらも芳弘

は受け身のままでセックスを止める事が出来ない。

「あの、前澤先生、これは… 」

「まあ、俺の事など気にしないで、今は智代を満足させれやれ」

そこまで言うと前澤は手にした小さなDVDカメラで女教師と生徒の爛れた性行

為を撮りはじめるではないか。両手が自由であれば力ずくでも智代を引き剥がす

ところだが、彼女の甘い言葉に惑わされて、現実では少年の両手は背後で手錠に

より拘束されている。自由のきかぬ彼の上では淫に狂った女教師があられもない

悲鳴を漏らしつつ女体をくねらせ喘ぐばかりだ。

「まって下さい、先生、これは、いったい、どう言うことなんですか? 」

混乱が深まるばかりの少年は、カメラを構えた前澤と、自分の上で身悶える智代

を交互に見ながらたまらずに叫んだ。

「なんだ? 案外と不粋な奴だな? セックスの最中に他の事に気を散らすなん

 て、そんな事じゃ女にモテないぞ。今は智代を抱くことに集中しろ、わかった

 な、新田」

なんとも場違いだが、教員だけのことはあり妙な説得力を持つ説教を喰らい芳弘

は困惑を深める。そんな少年の戸惑いを他所に、前澤の登場でヒートアップした

女教師は教え子の上で牝の乱れを見せつける。

「ああ、いいの、御主人さま、御覧ください。御主人さまの御命令に従い、智代

 は教え子とセックスしてます。智代のだらしのない牝穴は、教え子のチンポで

 満たされて、ダラダラといやらしいお汁を溢れさせていますぅぅぅぅ… 」

誘惑して関係を持った教え子との性行為を、よりによって同僚の先輩教師に見ら

れる異常な状況が智代の脳乱を深めているようだ。二人きりで抱き合っていると

きよりも強烈で圧倒的な膣の締め付けを受けて、はやくも芳弘は崩壊の時を予感

した。

 

 

 

 


次に進む

 

目次に戻る


動画 アダルト動画 ライブチャット