その13

 

 

 

 

「あとは簡単だった。携帯の「ハメ撮り」画像をネタにして、あの女を呼び出

 しては、毎回何度も悶絶するほどに犯してやったのさ。最初の頃は泣いて拒

 んでいたけれども、さすがに俺の見込んだ女だけもことはあって、序所に俺

 とのアブノーマルなセックスに馴染んできたんだ。半年も関係を続けた頃に

 は、向こうの方から勝手に休日に俺の家に押し掛けてきて、自分ですっ裸に

 なって尻を振る御立派な淫売の出来上がりさ」

ズズズっと、下品な音を立てて前澤は手にした缶ビールを啜る。

「あの… 俺の見込んだって? 」

衝撃的な話しだが、見込むと言う台詞が気掛かりだったから、勇気を出して芳

弘が問い質す。

「俺みたいな性癖の男はやたらと鼻が利く様になるのさ。ひと目、その気のあ

 る女を見ただけで、ああ、こいつは乱暴に扱ってやると悦ぶ、とか、下品な

 台詞で罵りながらひん剥いてやれば、最後は嫌な素振りを見せながら進んで

 股を開く、とか、とにかくピンと来るものがあるんだよ。智代の奴も最初の

 挨拶の時から、ああ、こいつは清楚なふりをしているが、ひと皮剥いてやれ

 ば、自分からセックスを強請る淫売だって分かったのさ」

驚き目を見張る少年の素直な態度が面白いのか、前澤は小さな笑い声を漏らす。

「お前も、あと10年も女と寝れば、ひょっとしたら分かるかもな? まあ、

 そんなわけで、あの女も首尾よく俺好みのマゾ奴隷に堕ちたが、そうなると

 勝手なもので、少々物足りなく成るんだよ。一晩中、ケツの穴ばかり犯した

 り、コートの下はまっ裸で外に連れ出して、あちらこちらで露出プレイをし

 てみたり、色々と楽しんだが、最近ではそれもマンエリ化して困っていた。

 そんな時に思い付いたのが、お気に入りの生徒を誘惑させるプレイだった」

ようやく話が自分に直接関係して来たので、芳弘は背筋を伸ばすと生唾を呑み

込んだ。

 

「誰でもいいから、生徒を一人選んで、俺の前で誘惑して童貞を喰っちまえっ

 て命令した時には、さすがに智代も真っ青になって首を横に振ったけれど、

 それがあの淫売の建前だと言うことは、長く付き合っている俺には一目瞭然

 だったね。だが、智代も、こんどばかりはかなり強情に逆らったから、それ

 をネタに色々と苛烈なプレイを楽しませてもらったよ」

無理難題を吹っかけたマゾの恋人が拒む姿に驚喜した前澤が、憧れの女教師に

どんな酷いプレイを仕掛けたのか? 少し想像しただけで芳弘は恐くて震え上

がる。

「かなり強情の拒んだモンだが、それでも最後には折れてお前を喰ったのは、

 俺がエサを捲いた結果なんだよ。いったい、御褒美に何をあの淫売の目の前

 にぶら下げたか? お前、わかるか? なあ、新田? 」

皆目見当が付かない少年は悩みながら首を横に振る。そんな純朴な生徒を仰天

させる台詞が肥満体の科学教師の口からこぼれ落ちた。

「結婚さ、もしも智代が進んで生徒のチンポをしゃぶって童貞を喰い散らかし

 たならば結婚してやるって、あの淫売に囁いてやったのさ。そうしたら、ほ

 んの2〜3日後には、もうお前をこの部屋に引き込んでいたって言うのが真

 相だ。くくくくく… 淫売でも花嫁には憧れるものなんだなぁ」

愉快そうに笑う科学教師の顔を、芳弘は複雑な思いを込めて見つめた。

「おいおい、そんな顔をするなよ。まさか、お前、あの女に惚れて嫁にでもす

 るつもりだったのか? 」

「えっ、あの、いえ、そんな… 」

意表を付く前澤の問いかけに少年はたじろいだ。たしかに憧れてはいたし、思

いが叶ったことで有頂天には成ったが、学生の分際で女教師を娶るなどと言う

発想は芳弘には無かった。年齢の差もあるし、なにしろ芳弘はまだ学生、しか

も高校生だから当然生活力など欠片もない。ただ憧れていた美しい女教師の誘

惑に乗って、深い考えも無く肌を合わせていた事に、ようやく気付いた少年は

己の短絡さに恥じ入り顔を赤らめるばかりだ。

 

「そんなに落ち込むなよ、これでもお前には感謝しているんだぜ」

科学教師の意外な言葉に驚き、芳弘は顔を上げた。

「智代は俺が色々と他で食い物にした中でもピカいちのマゾ女だ。どんなに辛

 い辱めを受けても、それを快楽に摺り替えてよがり泣きする根っからの淫売

 だよ。女教師のプライドを粉々に粉砕してやって、命令されれば生徒の童貞

 まで喰い散らかす売女、欲情に溺れて精液で汚されることに心を震わせる淫

 乱な女、そんな被虐奴隷に堕としておきながら… 」

前澤は小さく溜息を漏らすと、自嘲気味の笑みを浮かべて缶ビールを煽る。

「俺にとっては理想的なマゾ奴隷に仕上げておきながら、ここまで堕とすと些

 か興醒めと言うか、マンネリに成るんだよ。けして嫌いになるわけじゃ無い

 が、行き着くところまで行っちまった女だから、新鮮味が薄れてプレイにも

 イマイチのめり込めないのさ」

童貞を失ったばかりの少年にとって、アブノーマルな性の深淵を語る前澤の言

葉は理解が難しい。

「従順になった奴隷女を、もっと辱めるにはどうすれば良いか? そこで思い

 付いたのが、あいつが教職に対してもっている責任感や正義感、それに矜持

 を踏みにじってやる責め、そう、生徒を誘惑して童貞を奪う行為を強いるこ

 とだった。それで智代はお前を生け贄に選び今日に至ると言うワケだ」

クスクスとくぐもった笑い声をリビングに響かせた科学教師は、空になったビ

ールの缶を器用に少し離れた場所にあるゴミ箱に放り込む。

「おかげで、俺はあの淫売と結婚する羽目になっちまった。それも、お前が智

 代に誘惑されたせいなんだからな。少しは責任を感じろよ」

「あの、前澤先生は、智代さん… いや、山口先生と御結婚するのが嫌なので

 すか? 」

科学教師の言葉に少し反発して芳弘が強い口調で問い質す。

「嫌じゃねえな。なにしろ美人だしプロポーションもよい、料理もうまいし気

 立ても悪く無い、おまけにマ◯コの味も最高だろう? なあ、そうは思わな

 いか? 新田」

同じ女性を抱いた同士の連帯感を持ち出されて、思わず芳弘は赤面して黙り込む。

 

「おまけに俺の好みにぴったりの極上のマゾ女とくれば、いつまでも手元に置い

 ておきたいと思うさ。もっとも、結婚しようが、俺の性癖は変わることは無い

 から、智代がどれくらいまで持つか、そいつは分からんよ」

憧れの女教師を妻に娶ると宣言した前澤の自信に圧倒されて、少年は言葉も無い。

「さてと、それじゃ寝室に戻るぞ」

不敵な笑みを浮かべた肥満体の科学教師の呼び掛けに芳弘は戸惑いを隠せない。

「あの、寝室って、まさか… 」

「お前、若いくせに淡白な野郎だな、ここからが面白いんじゃないか。自分を崇

 拝する生徒の前で御主人様に犯される智代が、どんな痴態を曝すか? 見たい

 だろう? 見てくれなきゃ困る。今日はそれが楽しみで、あの寝室の狭いクロ

 ゼットの中で隠れていたんだからな」

 

 

 

 

 


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