その21

 

 

 

 

酷い仕打ちのように思える告白だが、その恥知らずで人格すら認めぬ行為でありな

がら、悲惨な過去の責めを語る智代の声は朗らかで、口もとには柔和な笑みが絶え

ない。

「私は御主人さまのお言葉通りに、公園のベンチの座面に両手を付いて、剥き出し

 になったお尻を目一杯に高く掲げて淫らに振って見せたのよ。満足して微笑んで

 下さった御主人様に、お尻を捕まえていただいた時には、一刻も早く大魔羅が欲

 しくて、マ◯コからはダラダラと愛涎を溢れさせてしまっていたわ」

股間に差し伸べた指で真っ赤に成ったクリトリスを乱雑に抉じりながら、智代は少

年の存在すら忘れたように虚ろな目をして、過去の刺激的な変態行為に思いを馳せ

ていた。

「それで結局、先生は… いや、トモヨは夜の公園で赤の他人の出歯亀連中の目の

 前で裸を曝して、しかも前澤とセックスをしたって言うわけなのかい? 」

「ええ、そうよ。獣のように目を光らせて、たぶん股間をおっ勃てた恥知らずの覗

 き野郎達の前で、私は御主人さまに犯していただいたわ。大きな魔羅がマ◯コに

 出入りを繰り返す度に、私はいやらしい台詞を叫び続けたの、オ◯ンコがいい、

 きもちいい、オチ◯ポさまが大好き、でかいオ◯ンポでいつまでも犯って、私は

 生まれた時からオチンポさまが大好きな淫乱な女ですぅぅぅ… 」

学び舎で目の前の教え子から自慰を強要された異常な状態でありながら、過去の苛

烈な責めを思い出して錯乱した智代は、もう芳弘の存在を忘れて、あの時の夜の公

園でのセックスの心を飛ばして自らの手で女陰を掻き毟る。

しばらくの間、ヒィヒィと艶っぽい悲鳴を漏らしながらオナニーに狂った美貌の女

教師の痴態を見せつけられて、さすがの芳弘も昂奮を高めて行った。己の世界にど

っぷりとのめり込み夢見る風情で股間を弄る女教師の前で、置き去りにされていた

芳弘は、おもむろにズボンとトランクスを脱ぎに掛かる。

下半身を丸出しにした少年が、ズボンをたたみ終えて顔をあげると、オナニーの手

を止めて彼の股間にそそり勃つ一物に目を釘付けにした智代の狂気に満ちた美貌を

見ることに成った。

「ほしいの、おねがい、なんですするから、そのオチ◯チンで私を犯って。ここに、

 ヨシヒロさまのオチン◯ンを、いれてぇぇぇぇ… 」

 

生徒指導室に備え付けられた粗末で素っ気無いソファだが、その上で学校のマドン

ナとも女神とも讃えられた美貌の女教師が素肌を曝け出して大股開きで手招きして

いるとあれば、合成皮質の黒いソファも最高の家具に成る。既に発情しきった智代

に対して前技はかえって邪魔になる。

彼女の股間に身を置いて物欲しげに愛液をダラダラと溢れさせる女教師の陰花弁に

男根を近付ければ、まってましたとばかりに身を起こした智代は手を伸ばし、新た

に御主人様の座に加わるであろう少年の雄根を己の蜜壷へと誘った。ここが自分の

学ぶ学校だと言うことも忘れて少年は憧れていた女教師にのしかかると、ぐっしょ

りと濡れた女陰にいきり勃つ屹立を遠慮もなくズブズブと埋め沈める、

「あぁぁぁぁ… これ、これよぉ、これが欲しかったの、これ、ああ、いい、いい

 わ、すごくいい、あひぃぃぃ… 」

生徒指導室の防音性能がなければ、何ごとかと外の誰かが駆け付けて来てもおかし

くは無い手放しの悲鳴を狭い部屋に響かせて智代は身悶え泣叫ぶ。御主人様と崇め

る前澤に比べると経験不足から牡としての能力は些か目劣りする少年だが、ここが

自分が教員として教壇に立つ学び舎であることに加えて、文化部の課外活動でさっ

きまで生徒として指導した来た芳弘に対して股を開き彼の雄根に貫かれていると思

うと、それだけで智代の昂奮は最高潮に達している。

彼女は前澤に続いて、この少年に対しても牝の奴隷として服従することを固く心に

誓う始末だ。一方、憧れの女教師と、複雑な感情を持て余しながらも、いつしか尊

敬の念を抱く様になった科学教師との深夜の破廉恥な露出プレイの事を聞かされた

芳弘は怒りと嫉妬がないまぜになった気持ちを持て余しながら、ぐずぐずに爛れ濡

れた牝穴を剛直を振り乱し縦横無尽に擦り削る。

 

「いい、いいの、あぁぁぁ… 御主人さまぁ」

智代にとっては、もう芳弘も立派な御主人様であり愛しい少年に対する呼び掛けな

のだが、彼は自分とのセックスの最中に前澤の事を思い浮かべていると誤解して胸

中で嫉妬の炎が狂おしく火柱を噴き上げた。

(なにが、御主人さまだ! 僕だって、僕だって、犯れるんだぞ! )

女教師の存念を読み過ったまま、頭に血が昇った芳弘の乱暴な律動が続く。そんな

少年の嫉妬に狂った責めをがっちりと真正面から受け止めた女教師は、火の付きそ

うな熱い吐息をまき散らしながら美しい裸身を艶かしくうねらせる。

「いいです、御主人様に犯ってもらえて、トモヨは本当に幸せな牝の奴隷女ですぅ

 ぅ、生徒である御主人様に学校で犯ってもらえるなんて、本当に嬉しいんですぅ

 ぅぅ… あひぃぃぃぃ… 」

美貌の女教師の狂乱に満ちた痴態は芳弘を魅了するが、彼はここに及んでようやく

智代がしきりに口にする御主人様と言う台詞が、前澤だけをさしていつのでは無く

、自分もまた彼女に君臨する栄誉を与えられた事を理解した。

(そっ… そうか! 前澤先生だけじゃ無くて、このボクも智代先生の御主人さま

 なんだ)

自分に抱かれながら、他の男の事を考えていると言う妄想が邪推と分かった途端に

芳弘は急激に昂って行く。少年の荒々しい腰使いに煽られて智代も絶頂への階段を

急ぎ足で駆け昇る。自分は勤務する学校で生徒を相手に情交する背徳の行為は、被

虐の悦びにどっぷりと浸かったマゾ奴隷女の心の琴線を掻き乱すから美貌の女教師

は喘ぎ悶え続けた。

 

(くぅぅ、もう、やばい、なにかで気を逸らさないと… )

誤解から膨れ上がった欲情の趣くままに腰を激しく前後させてきた少年は、このま

ま呆気無く噴き上げてしまう事を恐れて奥歯を噛み締める。なにか、気を他に逸ら

せるものはないかと顎を引き女教師と自分の結合部位に目を落としたが、爛れ爆ぜ

た肉花に愛液で濡れ光る自分の剛直が出入りを繰り返す有り様は余りにも淫猥で甘

美な眺めだから、芳弘は目を離すことが出来なくなる。

それでなくても鮮烈な女教師の肉壷の甘い締め付けに追い詰められていたのに、そ

こに視覚的にもこの上ない刺激的な光景を目にしてしまえば、俄御主人様の少年が

持つはずは無かった。理性の堤防が脆くも決壊して精通管を子種汁が驀進するのを

芳弘は押しとどめる術を持たなかった。

「くぅぅぅ、センセイ… 」

「きゃぁぁぁぁ、きた! きたのね… あひぃぃぃぃぃぃぃ… 」

少年にとって幸いなことに、学び舎で生徒に股を開きセックスを強請った女教師の

方が何倍も欲情を膨らませていたことから、彼の射精を悟った智代は膣の奥深くを

精液で叩かれた瞬間に絶頂に達していた。

「ひぃぃぃぃぃぃぃ… 」

汗の臭いと男女が睦合った時に発せられる淫臭で満たされた狭い生徒指導室に、美

人教師断末魔の声が艶っぽく響いた。

 

 

 

 

 


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