その40

 

 

 

 

もはや芳弘の視線ですら、暴れ狂う官能の刺激のひとつと化した智代は、何か異

形の者に取り付かれたように尻をふり、純白のウエディングドレスのスカートに

愛液を滴らせいくつもの染みを作っていた。ウエディングドレスに負けぬ白さを

誇る肌理の細かい柔肌を、吹き出た汗で濡らしながら見悶えるマゾ奴隷女の艶っ

ぽい狂態は、責める前澤ばかりか見守る芳弘からも言葉を奪い去っている。

すでに何度と無くサディステックな肉交を繰り返して来た前澤でさえ、新婚初夜

の床入りに第三者の目が存在する異常な性行為に昂る花嫁の狂態は新鮮であり、

休む間を与えずに指嬲りを続けながらも、細い目を更に細めて感嘆の思いを込め

た視線を智代に送っていた。

初めて交わった時には、奥手だった彼女の反応は鈍かった。その後の前澤との肉

の交わりにより女体は急速に熟成させられて来た。強力な媚薬の力と猥雑極まり

ない証拠写真を楯に取った脅迫を交えて、性交奴隷女の地位に貶められた中で、

不幸なのか? それとも幸運なのか? それは分からないが、彼女は明らかに被

虐の悦びを見い出してしまっていた。

絶望的な恥辱塗れの毎日が続き、一時は自らを葬ることで性の地獄からの逃避す

ら考えた女教師だったが、砕け散ったプライドの向う側に蠢いていた性の暗黒面

に染まり、快楽を全部受け入れる決心を固めた時に智代は初めて女としての究極

の悦びを手に入れていた。

頑強な堤防ほど、一端に亀裂が入り決壊に至れば脆い物だ。教師としての矜持が

砕けた先に見えた甘美な愉悦の虜に成った智代には、もう閨の床でのタブーは存

在しない。普通の神経ならば初夜の床に第三者を招き入れるなど、とうてい容認

出来ぬ事柄だが、マゾの血の昂りを知る女教師は逆らうことなく前澤の命にした

がい嬉々として教え子を寝室へと迎え入れていた。

そんな奴隷女の卑しい心情を見透かした前澤は、責めの手を女陰ばかりか裏門の

方にまで伸ばしてくる。それまではひっそりと息を殺して控えていた瑪瑙色の小

さな肉穴に向かって支配者の指が達した時に、智代は小さく悲鳴を漏らして尻を

心持ち逃がす仕種を見せた。だが、そんな花嫁の躊躇いなど気にとめることもな

く前澤は、彼女の愛液の滑りを頼りにあっさりと美女の肛門に指をねじ込んだ。

 

「あくぅぅぅぅ… 」

悲しいことに激しい快楽により自らが溢れさせた愛液が潤滑剤の役目を果たすの

で、サド科学教師の節榑立った太い指はズブズブと美女の菊門の中に姿を消して

行く。もはや第二の性器と言っても過言では無い肛門に強引に指を埋め込まれ捏

ね回されては、すでにサド教師の手で十二分に性奴隷として開発されてしまって

いる智代はたまらない。

勘所を弁えた凌辱者の手にかかれば、彼女は瞬時にアブノーマルな快感に溺れて

、ヒイヒイとか細い悲鳴を咽から絞り出すばかりだ。そんな新婦の負けっぷりが

嬉しいのであろう。前澤は中指に加えて人差し指までも美人教師の裏門に深く差

し込み、傍観者である芳弘に見せつけながら、やや乱暴に捏ね続ける。

「ひっ… ひあぁぁぁぁ… 」

純白のウエディングドレスが皺に成るのもかまわず、智代は何度も仰け反り身を

うねらせる。悪辣な御主人様は菊座ばかりを責めるのでは無く、彼女の反応が少

しでも鈍ると、すでに十分の充血して勃起する陰核にも指を伸ばして力を込めて

押しつぶしてくる。

すでに爛熟に至るアナルに加えて、もっとも敏感なクリトリスにまで指嬲りを喰

らえば、智代は呆気無く脳乱状態に追い込まれる。額に玉の汗を浮かべる性奴隷

の花嫁は、前澤の加虐的手管に翻弄されて、もう少しもじっとはしていられない

。自分がこんなにも恥知らずに身悶えする姿を少年に見せるのは辛いが、反面、

それは慣れた事でもあった。

だが、今夜は彼女が華飾の宴を終えた直後の夜なのだ。本来であれば愛する夫と

家族になった大切な夜なのだらか、初々しい新妻として夫の腕の中で夢を見たか

った。その新婚初夜にウエディングドレス姿のまま、御主人様の手で貞淑な女教

師の仮面を剥ぎ取られて、生徒の目の前で痴態を曝す行為は、躯の芯までマゾの

悦びを刻み込まれてしまった智代を、これ以上は考えられぬほどに昂奮させてい

る。こうして教え子の少年の目の前で愛する夫から不浄の門を責められ、女陰か

ら愛液を溢れさせると、智代は強烈な目眩に襲われる始末だ。

 

「よし、ここじゃ身動きがとれない、智代、ベッドに行け」

菊門への非情な指嬲りが一段落すると、休む間も与えられず花嫁はスイートルー

ムの豪奢なダブルベッドに追いやられた。晴れて夫となったサド男の性癖を知り

尽くしている女教師は、前澤に命じられたわけでも無いのにベッドに上がると四

つん這いになり、そして自分の手でウエディングドレスの裾をたくしあげて、ド

レスに負けぬ白さのまろやかな尻をむき出しにした。

まるで猛り荒ぶる神に向かって人身御供となった美女が生け贄ととして身を捧げ

るような智代の仕種に少年は感動するが、心を震わせる美しい所作が自分の為で

は無く、サド教師に向けられていることが芳弘の心を波立たせた。新妻の従順で

艶っぽい行為は加虐癖を隠すことも無いサド教師を満足させている。

「よし、上出来だ。もっと尻を高くあげろ」

「はい、御主人様」

学生の頃から学業成績は抜群に優秀で、周囲からは尊敬と敬愛の念を集めていた

美人女教師にとって、教え子の目の前でサド教師の命令にしたがい恥知らずに尻

を曝す行為は屈辱であり、心の片隅では砕け散ったプライドの欠片が小さく悲鳴

を上げている。だが、そんな矜持の悪足掻きすら燃料にして、被虐の悦びの炎は

大きく膨れ上がっていた。こうして大きめの枕に突っ伏して尻を掲げていても、

傍らで固唾を呑んで見守る芳弘の視線は痛いくらいに感じている。その視線が智

代を更に昂らせ、指嬲りで十二分に綻んだ菊の門は我慢出来ぬほどに疼いていた。

「御主人様、どうか、哀れな奴隷女にお情けを下さいませ、お尻が、もうお尻が… 」

教え子のひとりである芳弘の目の前で、智代は夫になったばかりのサド教師にむ

かってふしだらにも肛門での性交をねだって見せた。そうしなければ頭がおかし

くなってしまいそうな程に虐められた菊門は熱を持ち疼いている。

 

「なんだと? この肉便器め、俺様に指図するつもりか? 」

ウエディングドレスの裾を自らの手でたくしあげて白い尻を剥き出しにする新妻

に一喝をくれたサド男は、智代の尻を平手でひっぱたく。

「ひぃ… 申し訳ございません、御主人様、でも、もう、お尻が、ああ、頭がへ

 んに成りそうです、どうかお慈悲を、お慈悲を下さいませ」

奴隷女の分際で主人の言葉に逆らうことが、どれだけ重罪なのか智代は知り尽く

している。それでも裏門の灼熱の疼きが性交奴隷に堕ちた女教師を哭かせていた

。肛門を指で弄られている時には羞恥心が勝りプライドが悲鳴を上げた。だが、

ようやく裏門からサド男の指が抜かれると、今度は中途半端に放り出された焦燥

感が智代の淫ら心を炙り焦がしていた。変態趣味のサド科学教師により、本来で

あれば性行為に用いられることの無い肛門を、二つ目の性器に変貌させられた智

代の堕ちた躯は猛烈に疼く菊門に悩まされ、首筋を嫌な脂汗が滴り落ちている。

万にひとつもあり得ぬことだが、もしもこのまま一晩中放置されたら、自分は確

実に狂うだろう。

すでに虐められた肛門ばかりか、女陰の奥にも猛烈な飢えが鎌首をもたげて暴れ

始めている。いまは密かに奥歯を噛みしめて耐えてはいるが、もう2〜3分も理

性が持つとは思えない。主人の命令も無しに自慰に浸るのは重罪だが、それでも

智代は己の手で女陰や肛門を掻き毟ることだろう。だが、幸いなことに牝奴隷は

発狂寸前で救われた。

 

 

 

 

 


次に進む

 

目次に戻る


動画 アダルト動画 ライブチャット