その41

 

 

 

 

さすがにサドとして、これまで幾人かの牝奴隷を仕込んできた前澤の見る目は確

かで、智代が精神崩壊の崖っ淵で今にも足を踏み外しそうな状態である事を見抜

いている。このままでは人格まで破壊する可能性を感じたサド科学教師は、もう

少し焦らして楽しみたい気持ちを我慢して尻を掲げる奴隷女の背後に歩み寄る。

「お願いします、お慈悲を、お慈悲をくださいませ、どうか、はしたない色狂い

 の馬鹿女にお慈悲を、あっ、あひぃぃぃぃぃ… 」

焦らし抜かれた菊門にサド教師の雄根の先端が押し付けられたと思った次の瞬間

には、もう前澤の剛直の半分近くまでマゾ女教師の肛門は易々と呑み込んでいる。

「ひゃぁぁぁぁぁ… おしりが、ああ、すごい、いい、いいの、もっと、もっと

 奥まで、あっ… あぐぅぅぅぅ… 」

(すごい、智代先生のお尻の穴は、もう立派な性器に仕上げられている)

アブノーマルな肛虐プレイを見つめる芳弘は、サド教師の巨根を拒むことなく受

け入れる花嫁の艶っぽい悲鳴に心を震わせながら、もう二人の狂態から目を離す

ことは出来無かった。本来であれば排泄の為だけに存在する菊門が、自然の摂理

に逆らい雄大な一物を押し込まれているのだから、智代は額に玉の汗を浮かべて

息苦しげに喘ぎ身悶える。

だが、こんな暴虐を受けていても、彼女の口から漏れ溢れる悲鳴の中には、やは

り艶っぽさが色濃く感じられた。そんな花嫁の反応を確かめながら、前澤はゆっ

くりと律動に取りかかる。

「あっ… あぎぃ、おしりが、凄いの、もう、こんなの知らない、あっ… あっ

 … ふぐぅぅぅぅぅ… 」

凄まじい刺激に煽られて思わず尻を蠢かせると、張り裂けそうな肛門にピリっと

電気が流れるような鋭い痛みが走り抜ける。だが、その痛みはほんの一瞬で霧散

して、あとから信じられないくらいの愉悦の奔流が押し寄せてくるのだ。既に脳

髄は電撃的な快美に痺れてまともな思考など跡形もなく粉砕されている。渦を捲

く快感に何度も強烈な目眩を覚えた智代は、サディステックな趣味の夫がゆっく

りとだが力強く腰を前後に振りはじめると、たちまち無我の世界に追いやられて

ゆく。

「あふぅ、御主人さま、智代は、智代は、もう駄目に成ってしまいますぅぅぅ… 」

目の前の大きな枕にしがみつき、皺の寄った枕カバーにガリガリと爪を立てなが

ら、花嫁衣装を身に纏った性交奴隷は色香に溢れた嗚咽を噴き零す。手練のサド

男の仕込みが巧みだったのか、いまにも張り裂けそうなほどに広げられながら、

それでも美しい女教師の菊門は耐え忍び、出入りを繰り返す巨根を腸液でヌラヌ

ラと光らせていた。

膣で受け入れるときとは明らかに異なり、子宮を薄皮一枚隔てた裏側から擦り上

げられる感触は、最初は強烈な違和感に嘖まれたが、マゾの血脈を沸騰させる女

体は浅ましくも素早く馴染み、そうなると、この以上な快感は癖に成って行く。

膣への挿入とは明らかに異なる角度、異なる深度、そして異なる強度で突き上げ

を続けられると、通常のセックスとは異なる、まるで細波の様な快感が切れ目な

く押し寄せて来た。

最初の衝撃を受け入れて、混乱の極みから脱したマゾの花嫁は、肛門への力強い

責めに酔い痴れて行く。一方、余裕綽々でウエディングドレスを捲り上げた新妻

の尻に取り付いた前澤は、芳弘の目を意識してか、いつもよりもじっくりと時間

を掛けて新妻を責めている。昼間に永遠の愛を神様の前で誓い合った事の影響な

のか? 智代の媚態は新婚初夜に生々しさを増して見える。

マゾ奴隷おんなが従順に尻を掲げて主人の責めを受ける中で、変態性行為を好む

科学教師は徐々に動きを大きくして行く。これまで丹念に仕込んで来た愛妻の肛

門を破壊するつもりは無いが、深く突き進むたびに粘度が増して絡み付く腸壁の

包容力はサド教師を有頂天にさせるには十分だった。けして彼女が目論んだわけ

では無いのだが、苛烈な責めに慣れた女体は勝手にサド男を楽しませるような妖

しい蠢動を繰り返している。

最初の頃は、それが快感なのか? それとも苦痛なのかも分からなかった肛門で

の性行為だが、内臓をこね回され子宮を裏側から小突かれる快美に馴染むと、い

まではヤミツキと言っても過言ではないほど渇望する羽目に陥っている。子宮口

で一応は行き止まりの膣とは異なり、遮るものが無い腸内で暴れる肉棒が、真直

ぐに自分を貫き肛門から口まで達する錯覚に溺れた次の瞬間に、今度は引き潮の

ごとくあらゆる臓物を引き摺りながら退く悪夢の様な感触に襲われる律動に曝さ

れたマゾ奴隷女は、一時たりとて平穏な時間を与えられる事は無かった。

あきらかに異形なセックスの中に昇天の悦びを見い出すウエディングドレス姿の

智代の美しさは凄絶であり、皺の寄ったシーツの上に見捨てられた女陰から溢れ

た淫汁が滴り落ちて幾つもの滲みをつくるのが淫猥だから、もう芳弘は二人の教

育者夫妻から目を離すことは出来ない。清純さをことさらに際立たせる西洋風の

花嫁衣装の美人妻が加虐癖の持ち主の夫に尻を捧げて肛門性交で身悶えする姿は

、昼間の清楚な結婚式の時の彼女を見ていた芳弘の昂奮をよりいっそう高めてい

る。やがて、責める前澤にも限界が近付いたのであろうか? サド科学教師の腰

使いが荒々しさを急激に増した。

 

「ひっ… そんな、つよい、つよすぎますぅ、あひぃ、御主人さまぁぁぁ… 」

愛おしい加虐夫の強烈で無慈悲な責めに煽られて、いよいよ智代も半狂乱と成り

はしたなく淫猥なよがり声を寝室にまき散らす。最初は無理矢理に犯されて始ま

った二人の関係であったが、アブノーマルな性行為を強いられるうちに、己の血

の中に潜んでいた被虐癖に目覚めた美人教師は、いつしか肉を切り裂き骨まで砕

く鮮烈な快美を魂にまで刻み込まれた末に、その挙げ句にこうして憎んでも憎み

切れぬ前澤と初夜の床で嬌声を張り上げていた。

うら若き乙女であれば、だれもが袖を通すことを夢に見るウエディングドレスま

で、アブノーマルな行為の小道具に用いる非道な夫は、いよいよ新妻を追い込み

に掛かった。部屋の中に教え子の芳弘がいる事も忘れて、智代は何度も大きく仰

け反り、愛する夫の律動に合わせて尻をふり貪婪に快楽を追い求めていた。そし

て彼女は呆気無く崩壊の時を迎えた。

「だめぇぇ、御主人さまぁぁぁ、智代は、もう、あひぃぃぃぃぃぃ… 」

目の前の枕に桜色に飾った爪を食い込ませ、俯いた首をガクガクと揺すりながら

、マゾ奴隷新妻は何度も細かい痙攣を繰り返す。

「くぅ、なんて締めつけだ! 畜生! 」

ひと呼吸早く絶頂に駆け上がった美貌の女教師の肛門括約筋の絞まりに耐えかね

て、前澤も歯を食いしばりながら彼女の腸壁に白濁の汁を噴き散らした。

「ひぃぃぃぃ… 」

御主人さまの射精を感じ取った美しい奴隷女は、ついに自分を支え切れなくなり

、そのままベッドの上に崩れ落ちてしまった。

 

 

 

 


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