その7

 

 

 

 

「これで、外から鍵を使って解錠しても、扉をあける事は出来ないわ」

用意周到な美人生徒会長の行動が頼もしい洋一は、彼女がここまで警戒を強める以

上、なにかここでよからぬ企みを持っている事を推察して胸をときめかせた。

「さあ、もう安心だから、あらためて… 」

第三者の不意な来訪の可能性を排除した芳美は、瞳を欲情で潤ませまならキスをせ

がんでくる。年上の美女が甘えて来てくれるのが嬉しくて、洋一はそっと彼女と唇

を重ねた。校則で厳しく禁じられているので、口紅どころか色付きのリップクリー

ムすら塗っていない芳美だが、その唇の柔らかな感触は心地よく、同時に昨晩の、

あの作業道具倉庫での出来事を思い出すから、彼の股間は早くも強張って行く。鼻

孔をくすぐるシャンプーの香りも彼に芳美が異性であるのを強烈に感じさせた。キ

スはやがて、互いに唾液を貪り啜る濃密なものとなり、ちぎれるかと思うほどに強

い吸い上げを見せる芳美のキスは、若者の獣心を大いに刺激した。

 

「ねえ、ここで犯って、この机の上で… 」

ようやく唇を離した美女は、とんでもない台詞を口にすると、自分でスカートをた

くしあげて純白なショーツを脱ぎ捨てる。

「こっ、ここで、ですか? 」

てっきり部屋の壁際に置かれたソファで行為に及ぶものだと思い込んでいた洋一だ

が、憧れの年上の美女は、日頃、生徒会の会合の為に役員達が着席して居並ぶ長い

テーブルの上に下半身を投げ出すように仰向けに横たわったのだ。

「いつも想像していたの、生徒会の会合のまっ最中に、こうやってみんなの目の前

 で犯されたら、どんなに素敵かしらって… だから、洋一、お願い。みんなは居

 ないし、居たらこまるけれど、ここで… この場所で犯ってよ」

真面目な顔で学校に関するあらゆる問題を討議して、妥当な解決策を模索していた

芳美が、生徒会の有能な会長の仮面の下で、そんな淫らな妄想に取り付かれていた

事を知らされて、洋一の股間は最高潮に強張った。

「わかりました、会長。いまは、会長と呼ばせてもらいますよ。南方大学付属高校

の生徒会のトップのあなたが、会合の最中にそんなことを考えていたとは、ゆるせ

ません。ここでお仕置きします」

芳美の思いに応えようと洋一は精一杯、頭を使って芝居する。そんな若者の好意を

感じ取ったのか、芳美は机に横たわったまま、コクリと頷いてみせた。

 

「おねがい罰して、生徒会長の職務を蔑ろにして、淫らな妄想に耽っていた私を罰

してちょうだい」

彼女の言葉に励まされた若者は、机に横になった美女の元に歩み寄り、そのままス

カートを捲り上げた。すでにショーツは脱ぎ去られていたので、柔らかそうな黒い

恥毛が露になった。その下には昨晩、初めて異性の生殖器を受け入れた秘裂がひっ

そりと佇んでいる。洋一の大人の性における勉強資料でもあるアダルトDVDに出

演している美しい女優たちの股間には、男心を惑わすように開花した肉の花弁が毒

々しく咲き誇っているのだが、芳美の女陰は、まだ未成熟なのか? 一筋までとは

言わないが、無修正のアダルトDVDに出演している女優たちとは大きく異なり、

ぽってりとした肉のヒダヒダは遠慮がちに顔を覗かせているの過ぎない。昨夜、一

度交わっていたことで多少の余裕を持った若者は、あらためてまじましと芳美の神

秘的な股間を見つめていた。

 

「いやだ! なにをそんなに見ているのよ? 焦らしているつもり? 」

実際に焦れたのであろうか? 芳美は強い口調で傍観者をなじる。

「あっ、すいません」

淫らな生徒会長を罰する立場を忘れて、洋一は謝りながら両手を彼女の股間に差し

伸べる。最初は指先を使って潤んだ花弁を左右に広げた若者は、次いで右手の中指

をゆっくりと蜜壷の中に沈めて行く。

「きゃぁぁ、ああ、気持ちいい。ねえ、もっと、もっと奥まで入れて、そのまま、

 ぐちゃぐちゃに掻き混ぜてぇぇぇ… 」

昨晩と同じように溢れ出した淫汁の滑りに助けられて、洋一は少し乱暴だとはおも

いつつ激しく指を前後させる、膣の中で指を曲げて、前後だけでは無く左右にも揺

さぶってやれば、芳美は驚いた様に尻を持ち上げて、ビクビクと何度も震わせる。

 

彼の親指が敏感な肉芽を探り当てて、そのまま押しつぶした時には、芳美は背中を

反らせ身悶えた。放課後間も無い学校で、しかも校庭ではそろそろ運動部の連中が

クラブ活動を行なう時間だから、いかに本校舎の4階であり、しかも窓もカーテン

も閉めていると言っても、思うがままに嬌声を張り上げることは憚られる。だから

芳美は両手で顔を隠して、奥歯を噛み締め獣の様な歓声を押し殺していた。そんな

芳美の負けっぷりに刺激されて、洋一は彼女の膣から指を引き上げると、今度は溢

れる蜜に誘われるように彼女の股間に顔を近付ける。

「あひぃ… 」

喰い締めた奥歯をもってしても、漏らす事を止められぬ声が芳美の口から溢れたの

は、無骨な指では無く、柔らかな舌を使ってクリトリスを舐られたからだった。こ

のまま舐め続けられたら、どうなってしまうのか分からない恐れと、余りにも快美

だから、このままいつまでも舐めていてもらいたいと言う欲望が彼女の胸のなかで

渦巻き、芳美は思わず太股でギュっと彼の頭を挟み込む。

 

一方、側頭部への左右からの柔らかで強烈な締め付けに怯むことなく、洋一は夢中

に成って舌を動かし、美女の蜜壷を蹂躙してゆく。鼻も頬も唇にも溢れ出た愛液が

こびり着く中、彼は舌さきを丸めて女陰を割り裂き、次いで、やや厚みを感じさせ

る肉の襞を丹念に舐めまわす。

「もうだめ… ねえ、お願い、昨日みたいに… して… 」

さきにネを上げた美女の望みを叶えるべく、洋一もズボンとトランクスを毟り取る。

「そう、そこ、あっ… そのまま、きゃぁぁぁぁぁぁ… 」

すでに昨晩、一度は経験していたが、それでも多少の戸惑いがあり、洋一は挿入に

若干手間取った。だが、角度が決まれば、すでに十分に潤んでいる肉壷への侵入は

容易であり、昨日の様な引っ掛かりも感じぬままヌルリと根元まで押し込めた。

「いい、これ、やっぱり、最高! 」

 

昨日の夜に処女を失ったばかりだと言うのに、もう女としての悦びを本能的に悟り

学んだ芳美は、改めて蜜壷にのさばる肉棒が生み出す妖しく淫らな快感に躯を震わ

せた。一方、彼女の願いにホイホイと乗って性急に挿入を果たした洋一の方は、早

くも射精の危機に見舞われたので困り果てていた。

(やばい、こんなに早くイッたら、笑われる)

居心地良い肉壷の中に一物を沈み込ませたまま、洋一はみじろぎ一つ出来ない苦境

に陥ってしまった。

「ねえ、うごいて… 昨日みたいに、動いてちょうだい」

「あっ、あの、もう、ヤバイんです、動いたら、すぐにイッちゃいそうで… 」

情けない話だが、この切迫した状況で気に効いた言い訳など思い付くハズも無く、

洋一は素直に己の厳しい状況を訴えた。

 

 

 

 

 


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